おせんの江戸日誌

江戸と平成の世を行きつ戻りつの書き散らし

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春風一過 

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縁側に腰掛け、胸元から出した折った紙きれを広げつつ、薮中竜竹先生へお渡ししながら

 「センセ、妙な紙きれ拾ったんですけど。アノ、歌のようなものが書いてありまして」

受け取った先生は紙きれに目を落として御覧になってましたが

 「何とも妙ちくりんじゃが、なるほど歌のようじゃのう。ふむ おもしろい」

と、関心ありありの態。なぜなら先生は医者なんですけど文芸のたしなみがございますからねぇ。
その紙きれには『みじかびの きゃぷりきとれば すぎちょびれ すぎかきすらの はっぱふみふみ』と、アタシが
昭和時代に首を突っ込んだ時に耳にした文句を書きつけたもので、拾ったなんて大嘘もいいところなんです。
実はアタシ真似したんですが、と自作の替え歌をお見せしましたら先生苦い顔つきで、つまらんの一言。

で、先生おっしゃるには『これは敢えてキチンとした言葉を使わずして作ったところに眼目ありと見たぞ』
ではワシも真似して作ってみるかのう、と少し考えられてのちに、スギカキスラのハッパフミフミ。。。。。
       たったそよそよ
春風に乗ってどこから飛んできたものか。
先生のお頭(つむり)に桜の花びらが一片張りついております。。。
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この頃のお医者様はほとんどの方が髷なし、お坊様のように剃りあげてましたので.....

      ところで、先生が顔をしかめたアタシの初回作品
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